このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
※ 上リンクは近日中に2025年仕様に変更する予定です。なお現時点で今年度に入りチャートルールの変更は確認されていません。
それでは2025年シーズン第2節結果です。まずは11位以下を発表です。
今週は24曲がポイントを獲得。「ねっこ」はMVが今月1日の「海に眠るダイヤモンド」放送終了後に公開され各指標が上昇。オーディオストリーミングもポイント圏内まであと一歩のところまで迫っている。再登場では「Sailing」が新たなMVの公開により再浮上。そして今年も「クリスマスソング」がチャートに帰ってきた。
ここでの初登場は4曲。今月6日に急逝した中山美穂の代表曲の一つである「世界中の誰よりきっと」が12位。Billboard Japanのニコニコ VOCALOID SONGSでは現在初登場から5週連続1位の「テトリス」がYouTubeでも再生数を伸ばし15位に。1942年にリリースされ、世界で最も売れたシングル盤とされているビング・クロスビーの「ホワイト・クリスマス」をBTSのVとデジタル加工によりコラボ楽曲に仕立てた曲が16位。Mrs.GREEN APPLEの大森元貴が楽曲を手掛けた「AlwayS」が20位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
「Soranji」が9週間ぶりにオーディオストリーミングでトップ10に復帰。なお今週は「ケセラセラ」も5週ぶりに同チャートでトップ10入りしている。
トップ10の初登場は2曲。劇場版「ドクターX FINAL」主題歌「Episode X」が6位に入った。
上位争いでは前節5位の「はいよろこんで」が17位まで急落し一気に脱落したが、それ以外の前節ベスト5は健在。その中に今月2日にアルバム「No.I 」のデラックス版をサプライズリリースし、その追加収録曲となった「HIRAKEGOMA」が4位に食い込んだ。ただダウンロード売上についてはキャンペーン効果による影響が大きそうだ。
ベスト3は前節初登場した「ビターバカンス」がポイントを伸ばし首位に接近。しかし「APT.」が今週も高スコアで逃げ切り3週連続1位となった。今週は4位で19Pt.とハイレベルな上位争いが続いており、まだシーズンが始まったばかりだが、ポイントの上乗せと言う意味でも大きいだろう。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではYOASOBIが3つ順位を落とし7位に後退。またAdoも10位に順位を下げています。この両者は今後もしばらく大きくポイントを減らしていくため、徐々に順位を落としていくものと見られます。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が2025年シーズン第2節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。