このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第35節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は21曲がポイントを獲得。ここでは前節からポイントを伸ばした曲は無く、チャートが停滞している可能性もありそうだ。
ここでの初登場は3曲。自身がナレーションを担当しているCMに使用されている「Feelin' Go(o)d」が11位。ドラマ「しょせん他人事(ひとごと)ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」主題歌「ヒトゴト」が14位。11月にリリース予定のミニアルバムから「SOMETHING AIN'T RIGHT」が18位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
なんと9位までが10Pt.以上の大混戦。「青と夏」はダウンロードで最高位を更新する11位に入りポイントを獲得。なおオーディオストリーミングは今週でトップ10入りが20週に達したため、来週以降はリカレント・ルールの対象となる。「I wonder」はビデオストリーミングでトップ10復帰。「Chk Chk Boom」はオーディオストリーミングでも順位を上げたがLINE MUSICでの再生回数キャンペーンの影響もある。「コロンブス」は横浜スタジアムでのライブ映像を公開しビデオストリーミングで再浮上。「はいよろこんで」はダウンロードでもトップ10に進出してきた。
トップ10の初登場は9位にオリンピックを含む「NHKスポーツテーマ2024」となっている「舞台に立って」が入った。
今週のベスト5は3位と4位が入れ替わっただけ。「Bling-Bang-Bang-Born」がダウンロードでトップ10に再浮上し順位を上げた。なお今週のポイントでビデオストリーミングも部門別年間暫定1位に浮上し、3部門全てで年間暫定1位となった。ただ今週でビデオストリーミングもトップ10入りが20週に達したため、来週以降は全ての部門がリカレント・ルールの対象となる。そして「ライラック」はポイントをキープし3週連続、通算4週目の首位獲得となった。こちらは今週のポイントで「唱」と年間獲得ポイントで並んだ(ポイント上は4位タイ)。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
今週もトップ10は変動無し。しかし遂に首位YOASOBIと2位ミセスとの差が16Pt.差まで縮まり、いよいよ来週にも逆転の可能性が出てきた(次節開始時点で4Pt.差まで詰まる)。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第35節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。