このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第32節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は25曲がポイントを獲得。ポイントを伸ばしたのはいずれもオーディオストリーミングであり、「Dear」、「タイムパラドックス」は2週ぶりのチャートインとなった。今週16位に後退した「幾億光年」がリカレント・ルールの対象となったのが要因となる。
ここでの初登場は4曲。オリンピックを含むテレ朝系スポーツ応援ソングとなった「アポロドロス」が11位。約5年半ぶりの復帰作となるEP「Love Again」からの先行配信となる「EYES ON YOU」が14位。先週リリースしたシングル「誓い(CHIKAI)」のタイトルナンバー「ひとつの誓い (We'll Never Change)」が15位。ドラマ「マウンテンドクター」主題歌でアルバム「Rejoice」からの先行配信となった「Sharon」が20位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
こちらも「幾億光年」の影響により「コロンブス」がポイントを伸ばしている。また「はいよろこんで」がビデオストリーミングで1位となり6位に浮上。「夢幻」は夏の大型音楽番組出演が影響していそうだ。
トップ10の初登場は3曲。アニメ「推しの子」主題歌「ファタール」が9位。アニメ「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」主題歌「UNDEAD」が7位に入った。
前節首位の「Bling-Bang-Bang-Born」が4位、2位の「I wonder」が3位に後退する中、「ライラック」がビデオストリーミングで順位を伸ばし2位に再浮上。しかしこれを上回ったのが、BE:FIRSTとATEEZによるコラボ曲「Hush-Hush」だった。今季初登場1位は「コロンブス」につづき2例目となる。ただ来週以降、どれだけ順位を維持できるかが課題となりそうだ。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
今週はトップ10に変動無し。1位YOASOBI、2位ミセスに加え、9位キタニタツヤ、10位Jung Kook、11位米津玄師も今後大きくポイントを失う見込みになっているため、10位争いが混戦になりそうです。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第32節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。