このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第31節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は23曲がポイントを獲得。前節からポイントを伸ばした曲はここにはなく、ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」が最終回を迎え主題歌「会いに行くのに」が5週ぶりに再登場となった。
ここでの初登場は3曲。今月末リリースの両A面シングルから「君は僕のもの」が12位。JIMIN(BTS)のソロアルバムから「Smeraldo Garden Marching Band」が14位。アニメ「ブルーアーカイブ The Animation」主題歌「青春のアーカイブ」が19位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
「はいよろこんで」がMV再生数を大幅に伸ばし部門2位まで浮上。一気にトップ10に食い込んできた。
ここでの初登場は1曲のみ。ドラマ「新宿野戦病院」主題歌「恋のブギウギナイト」が7位に入った。
上位争いには先週シングルCDをリリースした櫻坂46とINIが上昇。櫻坂の発売延期により思わぬ形で同日リリースとなり、キャンペーン効果に加えファン同士の競り合いもあり数値が高騰する結果となった。そんな中前節首位の「ライラック」は4位に後退。2位には前節急浮上した「I wonder」が続伸し首位に接近。しかしこの混戦を抜け出したのはビデオストリーミングで首位を取り返した「Bling-Bang-Bang-Born」。2週間ミセスに取られていた首位の座を取り戻し通算16週目の1位となった。
なお6位の「幾億光年」はオーディオストリーミングで週間トップ10入りが20週に達したため、来週以降はリカレント・ルールの対象(10位以内がポイント獲得条件、獲得ポイントが1/2)となる。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではOmoinotakeが8位に浮上。ただ上記にある通りリカレント・ルールの対象となったため、来週以降はポイントの獲得が減るものと見られる。
上位勢では来週からキタニタツヤとJung Kookのポイントが減り始める。ミセスも来週からは大量にポイントを減らすため、ポイントの上昇は鈍くなりそうだ。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第30節の結果でした。
お知らせ:今年上半期のヒット曲を振り返る「Green Hill Music Camp 2024」が開催されました。以下のリンクからご覧いただけます。
それでは来週のチャートもお楽しみに。