このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは2024年シーズン最終節となる第52節の結果です。まずは11位以下を発表です。
今週は24曲がポイントを獲得。「INZM」は4週ぶりにビデオストリーミングでトップ10入りし順位を4つ上げた。なお「Bling-Bang-Bang-Born」は順位こそ2つ落としているが、ポイントは前節から0.5Pt.ながら伸ばしている。
ここでの初登場は3曲。ドラマ「Qrosの女」エンディング曲「ミチシルベ」が11位(シングルCDは来月16日リリース)。ソロアルバム「Circus Funk」より「TATTOO(feat. 中森明菜)」が17位。88年に中森明菜がリリースした曲のカバーとなる。韓国ドラマ「酔いしれるロマンス」主題歌「Can't Stop」が23位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
前節CDのリリースにより順位を上げた「かわいいだけじゃだめですか?」がオーディオストリーミングでトップ10入りを果たし、3つ順位を上げ6位に進出。好調を維持しているようだ。
トップ10の初登場は3曲。なにわ男子が2曲を配信リリースし、共にアニメ映画「劇場版 忍たま乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師」主題歌となっている「勇気100%」が9位、「ありがとう心から」が7位。Netflix「さよならのつづき」主題歌「Azalea」が5位に入った。
上位争いは総じてポイントを下げる形となり、4週連続不動だったベスト3にも変化が。「はいよろこんで」が5週ぶりに3位に上がり、6週連続1位だった「オトノケ」が陥落。新たな1位は「APT.」となった。なおこの曲はBillboard Japan Hot 100において洋楽としては史上初となる2週連続1位を記録している。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
今週で2024年シーズンが終了するため、これが今季のアーティスト別獲得ポイント上位40組となる。
トップ10ではYOASOBIが4位に後退し、Number_iが5位に浮上。またAdoが8位に後退となった。年間1位のミセスは1271.5Pt.、2位のCreepy Nutsも939.5Pt.と非常に高いポイントとなった。来シーズンは果たしてどのような展開になるのか?
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第52節の結果でした。
今シーズンも最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。来週からは2025年シーズンとなります。引き続きお楽しみいただければと思います。なお、今季の成績に基づき発表します「Green Hill Music Awards 2024」を12月7日に発表予定です。ここではGrand Prixのシード選出も発表予定ですので、こちらもぜひお待ちいただければと思います。
それでは2025年シーズンもどうぞお楽しみに。