このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第43節の結果です。まずは11位以下を発表です。
今週は今季最多となる28曲がポイントを獲得。「ケセラセラ」、「ダンスホール」とミセスの2曲が再登場、「点描の唄」、「Soranji」がランクアップしているが、これは昨年から今年にかけて行われたファンクラブ会員限定のライブツアー映像を劇場公開した影響がありそうだ。なお「点描の唄」は2018年8月リリースの曲だが、オーディオストリーミングでの週間トップ10入りはこれが初めてとなる。
ここでの初登場は5曲。「Boyfriend」に続くソロ楽曲のリリースとなった「GGUM」が15位。BMSG FES'24のテーマ曲「Memoria」が17位、「Glitch」が26位(「Swan's War」は次点)。12月にKアリーナ横浜でのライブが発表された宝鐘マリンの「パイパイ仮面でどうかしらん?」と、明治安田生命のCMソングとして書き下ろした「すべて去りがたき日々」が20位タイで並んだ。
つづきましてトップ10の発表です。
MVが公開された「UNDEAD」が9週ぶりの再登場。また「モエチャッカファイア」はビデオストリーミングで更に順位を伸ばし6位まで進出した。
トップ10の初登場は3曲。味の素スタジアムでのライブで披露された曲の中から「カラス」と「欠落オートメーション」がチャートイン。前者は21年7月、後者は15年5月リリースの曲となっている。SUPER EIGHT、WEST.、なにわ男子に加え、今回からAぇ! groupも加入したKAMIGATA BOYZの「世界を明るく照らしましょう」がダウンロードで1位となり、5位に入った。
上位争いは前節とは異なり総じてポイントを減らす展開に。「familie」はストリーミングで順位を上げたものの、ダウンロードのポイントを失い4位に後退。「ライラック」、「新しい恋人達に」が1つずつ順位を上げる中、「はいよろこんで」はリードをキープし首位を守り切った。これで3週連続1位となったが、首位のポイントが11週ぶりに20Pt.を下回り、混戦が続きそうだ。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
今週はトップ10に変動無し。ただYOASOBIは来週から「勇者」のポイントが減り始めるため、2位YOASOBIと3位Creepy Nutsは次節開始時点で逆転する。またKing GnuとSnow Manがポイントを減らしており、Number_iが近々7位に浮上する見込みとなっています。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第42節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。