このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第29節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は23曲がポイントを獲得。「I wonder」はダウンロードでも4週ぶりにポイントを獲得し一歩前進。前節約9ヶ月ぶりのチャートインとなった「青と夏」が続伸。思わぬ形だが音楽番組で披露される機会が増えており、更に伸びる可能性がある。また「オーバーライド」が2週ぶりのチャート復帰となった。
ここでの初登場は2曲。先週リリースしたミニアルバム「NA」のタイトルナンバー「ABCD」が18位。アニメ「ガールズバンドクライ」から「空白とカタルシス」が20位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
映画「ディア・ファミリー」が公開された影響もあり主題歌の「Dear」が急浮上。一気に6位まで順位を戻してきた。
トップ10の初登場は2曲。ドラマ「東京タワー」挿入歌「Sweetest Tune」がダウンロードで1位となり5位に入った。
上位争いは「ライラック」、「Bling-Bang-Bang-Born」共に前節からポイントを伸ばしたものの、ついに「BBBB」の連勝は15でストップ。新たな1位は「コロンブス」となった。しかしMVの内容が歴史認識の誤解を招くとして配信が停止になる事態に発展。良くない意味でも注目されてしまっての首位獲得とも言える結果となってしまった(ただ責任の所在が曖昧になっている感が否めず、本当にミセスだけが悪いのかとのなると疑問が残る)。来週以降、ビデオストリーミングのポイントが付かない見込みで、首位争いはまたも混沌とした展開となりそうだ。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
今週もトップ10に変動は無かったが、ミセスが今週だけで54Pt.の荒稼ぎで一気に2位Adoとの差を詰めてきた。ミセスは昨年のポイントを減らしつつだが来週にも2位に浮上の可能性があり、こちらも上位争いが混沌としてきている。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第29節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。